スマートクライアント アプリケーションアーキテクチャ 実装編(Tech・Ed 2004 Yokohama)

[T5-343]
まず、ここで初めて言葉を知ったのですが、マイクロソフトは現在アプリケーションブロックの提供に力を入れているようです。
http://www.microsoft.com/resources/practices/code.mspx
アプリケーションブロックはシンプルなAPIを開発者に提供することを目的としており、プラグインベースのアプローチでカスタマイズが可能であることをポリシーとしているとのことでした。
ということで、上記URLに色々な観点から用意されているのですが
・Caching Application Block for .NET
・Smart Client Offline Application Block
・Updater Application Block for .NET
・User Interface Process Application Block for .NET
あたりを適用可能ですよと言うことです。やはり設計編で力を入れて説明されたところに関わるわけで、これであってこそスマートだ、と言う話もあると言うことでした。
で、さらに、Enterprise Libraryというものが提供される予定のようです。
http://www.microsoft.com/resources/practices/comingsoon.mspx
次に配置についての話があり、現時点ではノータッチデプロイとロータッチデプロイが考えられ、クリックワンスが出たらそれでよいわけだが、現時点では、ロータッチデプロイ、すなわち、ランチャーをプリインストールする(それはノータッチでもよいわけだが)形式がよいのではと言うことでした。理由としては、
・無駄なプロービングがあり、性能に影響する
・当然ローカル起動よりも時間がかかる
・セキュリティポリシー配布のためには結局何らかのインストールは発生する
ということです。
また、データ転送要領削減方法として、DatasetSarrogateとかZip圧縮というキーワードがありました。
最後に余談ですが、デモの中でトレースツールを使っていて、名前を控えておいて調べてみたところ
Microsoft SOAP Toolkit
http://www.microsoft.com/japan/msdn/soap/general/soap_faq.asp
でした。
便利そうでだったので、メモ。