パターンワーキンググループ 第11回勉強会

昨日は、パターンワーキンググループ 第11回勉強会に参加してきました。
http://patterns-wg.fuka.info.waseda.ac.jp/study/
議事録
これまで、参加したいと思いながら時間が取れなかったのですが、ちょうど.NETのタイミングで参加できました。
最近のMSはこういうことをし始めてきていて、特に実践にすぐにつながりそうなアプリケーションブロックなどは非常に興味があります。
昨日の資料では、
パターン→アプリケーションブロック→参照アーキテクチャ
とありましたが、今回はこの「パターン」につき、特にアプリケーションのレイヤー分割についてのパターンの紹介を中心に説明を受けました。
印象に残ったのは、レイヤー分割に関して、厳密なレイヤー分割とゆるやかなレイヤー分割が考えられ、レイヤー分割の短所としては複雑さと言うことがあるのだから、無理に分割する必要はないと言うことでした。
規則を決めてしまうと無理にそれに従うことは良くある話ですが、例えば、UIとビジネスロジックを基本的に分割するとしても、場合によってはUIからデータバインドコントロールを使用することもあるだろうと言うことでした。
実感として納得です。
最後の質問では、分散環境でのシングルトンをどう考えるかと言うのは面白い疑問だと思いました。
また参加したいと思います。