実践中国語 タクシー編

私の旅行は、のんびりしに行くのではなく、少しでも多くの情報を取り込むための旅行のように思います。
ホテルから駅まで普通に小走りで移動したりします。ひたすら歩き続けます。
なので一人旅でないと、一緒に行く人が困るのではないかと、心配なのです。
しかし、中華圏に旅行する目的は、もう一つ、語学の実践ということもあります。観光自体は一人でも十分楽しめるのですが、向こうに知り合いもいない状態では話し相手がいません。
それでも中国語を喋ろうとしたら、方法は3つしかありません。
一つは、タクシーの運ちゃんと話す。
(ちなみに日本語の「運ちゃん」という言葉が海を渡って使われているそうです。今回本屋さんで眺めた本に書いてました。例えばこちらにも情報があります。
https://ameblo.jp/taiwanchinese/entry-11431235445.html

(ちなみに上記の例文にも出てきますが、台湾ではタクシーの表記は計程車で統一されているんですね。出租车より納得感がある感じ。)
以前高雄でタクシーに乗ったときに、二人素晴らしい運ちゃんに出会ったので、今回も嘉義でちょっとだけ話してみました。
しかし、いきなり向こうの問いかけが、さっぱりわからない。
「嘉义站」「ナパン?」「???」「ナペン?」「???」
もういいみたいな顔をされましたが、ちょっと粘って「ナペン?」「ナペン」を繰り返してると、「!」
「哪边?」「哪边?」
そういうことか(合っているかは分かりませんが)、ということで「我想吃喷水鸡肉饭」「ご飯が食べたいのか?」(箸で何かを食べるしぐさ)とやっと会話になりました。
しかしその後も、「その後は?」「檜意生活村」「???」という感じで通じません。と、やおら、運ちゃん、電話をかけ始めました。何やらしゃべってから電話を渡されます。「こちらは観光センターです。」と日本語のお姉さん。困り果てた運ちゃんは、日本語観光センターに電話して助けを求めたのでした。
めでたく行き先が伝わったら「ご飯食べ終わったら、そこを曲がったところにタクシー止まっていると思うから、これを渡せば連れて行ってくれるよ」と紙に行先の住所を書いてくれて渡してくれました。うれしいですね~。ご好意の通り、そこからタクシーに乗っていきました。
けどなぁ嘉義の発音が「ジャヨ」に聞こえるようなのは、訛りすぎでは(と他人のせいにする)。
台南では日本語ペラペラの運ちゃんで、中国語を話す機会なし。
ということで、結局今回は、タクシーの運ちゃんとはあまりしゃべれなかったのでした。
二つ目は、長くなってきたので、いつかに続く…

写真は噴水店の分店ですね。タクシーの中から撮った写真です。

噴水分店