宮城に行ってました

突然ですが、宮城に行って来ました。
親の里帰り、法事、もろもろです。
南三陸町という名前は、津波の悲惨な状況で有名になってしまいましたが(本当は海産物の美味しいところで、そういう方面で有名になって欲しかった)、そこに住んでいた親戚もいるので、跡地を見に行きました。
事情により写真はないのですが、こちらのブログで紹介されているような状況です。
http://jikan-ryokou.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/03/slc5816_f798.html
まさに瓦礫の山・・・
SLの後ろは、ただただ家の基礎だけが残っているような状態です。
たまに残っている塀があって、不思議なもんだと思ったりもしますが。
・・・ストリートビューで見られるんですね。こんな感じ。
志津川の町
こんな所に住んでいる親戚が生き残ったのは奇跡的ですが、今回聞いてきた話と同じような内容がこちらのブログに書かれています。
http://blog.livedoor.jp/kojiishikawa/archives/2011-05.html
すぐ近くにある家に取りに帰りたいものもあったそうですが、高野会館の職員さんは、入り口を塞いで絶対外に出させてくれなかったそうです。

唖然とするばかりですが、現地の人達は強いです。
市場は新しくできており、周りに建物も立ってきています。
以前お店があった場所には、他の場所でやっているという看板が立っていたり、その場所で仮設の店舗を作っていたり。

仮設住宅に住んでいる親戚も訪問しました。
作りがそっけないのは仕方ないですが小綺麗ではあります。一人で住むには十分ですが、家族3人とかだとつらそうです。買い物とか病院は便利なところだと言っていました。

別のおじさんは、地震で倒れたお寺の灯籠を直したり、ボランティアに来てくれた人たちの案内をしたり、大活躍だそうです。今日、四国のボランティアの方から、お世話になったお礼ということで、お寺にたけのこが届いてました。

とりあえず、書き連ねました。ひとつひとつ、しんみりと考えさせられることばかりです。

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