現在落語論

他の本も並行して読んでいるのですが、これは特に一気に読んでしまいました。

吉笑さん、最初に見たのは現代舞台の新作で、そういう感じなのかなと思いつつ、この本を書いているということで気になっていて、先日も見に行ったら、入りは古典で実は違うという「舌打たず」。

そしてこの本を読むと、舌打たずもほぼ全面的に解説されていて、擬古典が主戦場だと知りました。

キーワードを挙げると
・落語ならではの表現、強み
・何を伝えたいのか
・シャブ浜改
・伏線回収

今たまたま録画でM-1を見ていましたが、吉笑さんのスタンスに一番近いのは和牛でしょうね。
1本目の伏線回収は美しいですし、メッセージも含んでいますね。

そうですよ。ただ笑わせるだけではなくて、伝えたいことを伝えるために笑わせるんじゃないでしょうかね。
先日私も試して、まあまあ成功しましたが、伏線回収パターンは笑えるし効くと思います。

一度志の輔さんも見に行きたいなぁ。

そして、自分でもやりたい病にもかかっています。