2004

宮島の旅

広島出張のついでに、以前から行きたいと思っていた宮島に行ってきました。 まずは市内から広電で宮島口まで。1時間弱です。広島は生まれて3回目で、原爆ドームは2回目、最初のイメージは思ったより小さいな、という感想が先行してしまったのですが、今日電車から見たら素直に悲惨さを感じられました。 宮島口に着いて、電車をパチリ。このタイプのきれいな電車が結構走っていました。古くさいイメージだったので、ちょっとした驚きだったのです。駅を出たらもみじビルがお迎えでした。 宮島口からフェリーで宮島に渡ります。JRフェリーだと大鳥居の近くまで行ってくれるということでそちらへ。宮島ってこんなに大きかったんですね。 着いたら早速厳島神社へ向かいます。修学旅行生がいっぱい! 厳島神社は、満潮時の方が風情がありそうな気がしますが、今日はちょうど干潮だったようで、神社の方にはほとんど水がなく、潮干狩りをしている人もいました(禁止という立て札がありましたが)。 ただ、そうは言っても、世界遺産!だから、と言うことではなく、やはりおもしろいと思いました。こんな場所に神社を造り、海の中に大鳥居を作るというコンセプトがすごいと思います。昔は大鳥居をくぐって船が入ってきていたということですが(よそのツアーガイドさんの解説を盗み聞き)、想像するだけでおもしろそうだと思います。 帰り道の参道は、寄り道を楽しみながら。 まずは、焼きたてもみじまんじゅう。フルーツ味は温かいのはないということで、残念。温かいのは抹茶味を食べましたが、温かいのはおいしいですね。 次は、やはり焼きガキ。行きに値段チェックしながら歩いていたので、おそらく最安値の2個400円のお店で食べました。本当に大振りでプリプリでおいしかったです。ただ、ちょっとだけ磯の香りが強過ぎかも。そういうのが好きでないとダメな人もいるかもしれないですね。ビールを飲みながら食べたかったですが、この時点では若干二日酔い気味だったのでやめときました。 そんなこんなで、割とあっさり旅でしたが、気分的には満足です。 (締めの昼ご飯はたこ天むす) お土産: 春もみじ(生チーズもみじまんじゅう):5個入り550円×2個 川通り餅:1260円 旅先でのロマンス:プライスレス(いや、なかったんですけど)

HarvestedFramework

参考:(Martin Fowler’s Bliki in Japaneseより) http://capsctrl.que.jp/kdmsnr/wiki/bliki/?HarvestedFramework http://capsctrl.que.jp/kdmsnr/wiki/bliki/?FrameworkBuilding Fowlerさん、さすがいい言葉持っていますね。 昨日も、朝まで飲みながら話していた内容なのですが・・・ いえ、以下はフィクションです・・・(涙) ある会社では、フレームワークを作りました。 Fowlerさんの言葉で言うとFoundationFrameworkということになります。 まあ、そのこと自体はよいとします。これまで標準化をしてこようとして、なかなかうまくいかなかったのが、これを土台としてちょっとでも進んでくれればよいと思うわけです。 しかし、完璧なフレームワークなど、そう簡単には作れません。だから、日々改善が必要なわけです。そして、本当に改善ができるのは実際にそれを利用している人たちです。 ところが、このフレームワークは実際にフル活用される前に販売され始めました。当社から発注するアプリケーションはこのフレームワークを使用して作らなければなりませんから、協力会社には順調に売れているようです。そして、1年もないサイクルでバージョンアップをしていきました。 そうなるとこれを使って作る方は訳が分からなくなっていきます。フレームワークは売り物ですから、気軽に修正するわけにはいきません。改善要望を出しながらも、対応されるまでは変な工夫をしながら無理矢理にでもそれを使います。 ある程度再利用可能なシステムができても、新しいフレームワークができるとそれに対応させてテストをし直します。他人のフレームワークなら、「このシステムはバージョンxを前提としています」でよいと思いますが、自社のフレームワークですから、古いバージョンを使うわけにはいきません。 この話に対して、私は、フレームワークを売るという場合は、残りかすを売ればよいのではないかと思っていました。フレームワーク使う・作る目的は開発をうまく進めると言うことです。日々の開発の中で再利用できるところを抽出・整理していくことによりフレームワークと呼べるものができてくる。うまくいくものができたら、それを売って儲けてもよいかもしれない。ある時点のものを売りながら、自分たちは日々の開発の中で改善を重ね、よりよいものにしながら使っていけば、他社より有利に開発を進められます。 残りかすというのは言葉が悪いかなと思っていたら、FowlerさんはHarvestedFrameworkという言葉を使っていたというわけです。結実型というのが訳としては気に入りました。「残りかすを売ればよいのではないですか」と言っても聞き入れてもらえないような気がしますが、「フレームワークも充実してきたので、これからは結実型のフレームワークを目指していきませんか!」という話なら聞いてもらえるような気もします。がんばろ。

日本市船選抜

GW暇つぶし企画 ひしゃくさんで日本田中選抜という企画があっておもしろかったので、マネして 日本市船選抜! 北嶋秀朗 カレン・ロバート (清水) (磐田) 西 紀寛 (磐田) 本橋卓巳 原一樹 (鳥栖) 鬼木 達 (駒大) (川崎) 茶野隆行 大久保裕樹 増嶋竜也 中澤聡太 (市原) (広島) (F東京) (柏) 黒河貴矢 (清水) 監督:布啓一郎(U-16日本代表監督) 原(名古屋→京都)羽田(鹿島)、そして今回メンバーに入れましたが本橋の活躍を期待したいです。

OSを入れた後にインストールする10のアプリケーション

uessay(別館)さんを見ておもしろかったので。 自宅と会社では違いますが、会社の場合。 1.ウイルスバスター 2.TextPad(テキストエディタ) 3.Datula(メール) 4.QTClip(クリップボード履歴) 5.ExpLzh 6.WPBF(Windows Popup Biff)(メールチェッカ) 7.Office 8.Visual Studio (6.0、2002、2003) 9.SQLServer 10.Adobe Reader レジストしないで試用を続けているものもありますが、書いていいのかな・・・。 昔と比べると ・開発系はすっかりJava系(MS以外系)は無視 ・HTML作成系(画像系等)もなし ・ブラウザもIE というところで遊びというか余裕というかがなくなっているような気がします。 NUnit あたりが当たり前のような顔をして入っていると、「新しいな」と思いますが、まだまだ10位には入らないですね。 これらをインストールすると、次にやる作業としてはブラウザ巡回設定があるでしょうね。 「ブラウザを入れた後にブックマークする10のサイト」 みたいな企画もどこかにあるでしょうか。最近だと、単なるお気に入りサイトではなく、アンテナ等の「自分で登録系」が入ってくると思うのですが。

オセロー

昨日は、ル・テアトル銀座にて、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの「オセロー」を見てきました。 http://www.horipro.co.jp/othello/ 大学時代は好きでよく見に行っていた芝居も、時間のコントロールが難しくなって遠ざかっていたのですが、昨日は一か八かで当日券目当てに行ってみたところ、残席があって助かりました。場所が分からなくて、ちょっと開始に遅れてしまいましたけど。 英語がどれくらい聞き取れるか試したいのもあったのですが、まあ、9割くらいでしょうか、・・・分からないのが(涙)。 直前に本を読んでいったので、ストーリーは分かりましたけどね。 そういう意味ではストーリーの楽しみというのはなかったわけです。こういう有名なお芝居を1万円出して見に行くというのは、音楽を聞きに行くのと同じような感じで、舞台の緊張感を楽しんだり、アレンジを楽しんだりするわけで、贅沢な趣味だなーと、あらためて思います。 今回楽しめたのは、悩めるオセローの感情を軽い踊りで表現した部分、イアーゴーのひょうひょうとした動作、そしてなんと言っても、デズデモーナの可愛らしさでした。特にデズデモーナの歌は絶品です。Lisa Dillonさん、要注目です! 参考: http://homepage1.nifty.com/mneko/play/RA/20040417m.htm http://usakuma.cocolog-nifty.com/blog/2004/04/post_2.html http://www.rada.org/grad02/dil.html http://www.japantimes.co.jp/cgi-bin/getarticle.pl5?ft20040421a4.htm http://www.alice-it.com/shakespeare/othello.html

電子カルテシステム

実は、今日まで4泊ほど入院していたのですが、その病院は電子カルテ導入3日目ということで、すごいことになってました。 最初は、良いネタになると思ってみていたのですが、そんな不謹慎なこと言っていられないなと・・・。 まず、検温・血圧を見に来た看護士の方がその場で結果をパソコンに入力するのですが、年配の方は一室5人分の入力に10分以上、下手したら20分くらいかかっています。 若い人はそれなりに(それでも文句を言いながらですが)やっていますし、「私は小学校でパソコン習った世代だから」なんて言いながらやってましたが、そうすると逆に「何でここはホイールでスクロールしないのかね」なんていう不満になっています。 しかも、たまに紙が併用されたりしますし、パソコンを使うのはもっぱら看護士で、医者や薬剤師はなぜか使わないのですが、そうすると「今までに飲んでた薬はありますか」という質問を同じ人に何度もしたりしています。頼んでたものが届いていなかったりもしてるようです。 なぜかパソコンのバッテリーも20~30分で切れてしまうそうです。最初に来たときはネットワーク(無線LAN)も切れていました。 よいことと言うと、受付システムも導入された結果、カードを入れれば受付終了で、受付完了まで待っている必要がなくなったと言うことでしょうか。 下記のページを見つけましたが、このような評価を続けていくことは必要でしょう。 http://www.jmcnet.co.jp/201/k4.html しかし、もう少し段階的に導入するとかできないものでしょうか。2ヶ月前から講習はあったということではありますが・・・。

女子サッカーに感動

女子日本代表が、オリンピック出場を決めました。 結果もうれしいですが、戦いっぷりに感動です。 特に終盤の体を投げ打ってのディフェンスは、本当にすばらしかったです。 市船の昨年の高校選手権の決勝やこの前の天皇杯マリノス戦を思い出しました(応援ページにリンクを張っているように、市船サッカー好きなんです)。 個々の選手で言うと、11番大谷、6番酒井、5番川上が好きです。3人ともベトナム戦もよかったし、今日も良かったです。また、途中からでた19番丸山も魅せるプレーをしますね。 中国との決勝は広島だそうで、東京だったら見に行ったと思いますが、さすがに無理ですね。

ソフトウェア再利用とパターンに関する特別セミナー

明日、「ソフトウェア再利用とパターンに関する特別セミナー」というイベントがあり、行きたいと思っています。 http://patterns-wg.fuka.info.waseda.ac.jp/ps2004.html と言うわけで、ちょっとだけ予習を。 RAS(Reusable Asset Specification)というのは、ABD(Asset-based development)のための仕様という事になります。再利用のための仕様が統一されることで、例えばツールが整備される等のメリットがあります。 下のIT ProのページにあるXDEのサンプルは、なかなか衝撃的です。 参考 http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/J2EE/20040330/1/

Seasarのからさわぎ

「Seasarのからさわぎ」というイベントがあったそうです。 http://www.starlogic.jp/pukiwiki/?Seasar%A4%CE%A4%AB%A4%E9%A4%B5%A4%EF%A4%AE 中身の前に、お題目としての ・Seasarの導入を阻んだひとこと ・ここがセクシー!だと感じるSeasarのコード みたいなのりに笑ってしまいました。 社内打ち合わせの資料とかにはこののりは使えそうかな・・・ ・マネしたくないと思うプロジェクト管理 ・無性に反抗したくなる管理職の一言 ・「再利用できない」と感じた瞬間 ・・・やばい、やばい 中身ですが、 IoCとAOPのためのフレームワークということです。 http://seasar.sourceforge.jp/ と言っても、そんなに興味を持っていなかったのですが、 http://www.springframework.org/net/ というものがあるということで、ちょっと興味を持ってみようかなと言うところです。 参考 http://dann.dyndns.info/diary/