2006

Pacta sunt servanda

「合意は守られるべし(Pacta sunt servanda )、これが近代法の大原則・・・しかし、契約条項を厳しく墨守しておれば、常にハッピーと言うわけではない。・・・」 明日は夏季休暇なのですが、大学同窓会に出席します。卒業11年目にして初めて出席しようと思ったのは、ゼミの恩師が講演に立つということもさることながら、その講演内容が「継続的取引関係における信義則による契約改定」というちょっとアンテナに引っかかる内容だったからです。冒頭の文章は、会報に載せられた予告編からの抜粋ですが、できたら全文引用したいくらい興味を惹かれる名文です。 ソフトウェア受託開発契約は、どこまで合意できていると言えるのか、契約後に事情変更が発生しているのか、契約時点で何を予見すべきか・・・、たまにはこんな視点も思い出しながら、若き日をふりかえり、旧友と酒を酌み交わしてこようと思います。

生巧

そう言えば、土曜日、記者席には堀池巧がいました。・・・と言いながら、「似てるけど、誰も気にしてないし、人違いかな」なんて思っていたのですが、先ほどやべっちFCに映っていたので、やはり本物だったようです。そのオーラの消し方、「巧です!」(すんません)

ITコンサルタントのための会計知識

内部統制を意識しながら会計をもう一度勉強するための本。 量的にヘビーなので読むのに時間かかりましたが、出たばかりで新しい情報(例えばライブドアの件等)も入っているので、安心して読めます。 お、と思ったのはXBRL。 http://www.tse.or.jp/listing/xbrl/japanese/2_xbrl_information/21_xbrl_for_the_future.html 知らなかったな~。知らないとやばいのかどうかも分かりません・・・。 こういうのはもちろんあればよいのだとは思いますが、XXコンソーシアムみたいな団体でよく分からない仕様決めをするよりは、本当に実装しているところに向けたアクションが必要なのではと思います。例えば、それ用に各言語のクラスライブラリを提供とかですかね。 さて、いわゆる「新会計基準」においては、ソフトウェア取引の不適切な会計処理への対応が含まれます。今年3月に公表された「ソフトウェア取引の収益の会計処理に関する実務上の取扱い」が、収益計上基準を示しているとのことですが、そもそもの問題背景として、「情報サービスは『無形』の財であり、『変化』を避けがたい取引であるため、収益認識について必ずしも明確化されていないケースがある」ということです。おっと。 一例としては、分割検収で売上を計上するには、「完成前であっても、分割された契約の単位(フェーズ)の内容が一定の機能を有する青果物の提供であり・・・」といった要件を満たす必要があるということです。おっと。 あまり単純に結び付けてはいけないのですが、会計処理上も、ソフトウェア取引においては、変化を前提に、段階的リリースが適切な場合があるということで、ある意味制度的な武器も用意されているのかなと思いました。 ITコンサルタントのための会計知識―内部統制と経営最適化の実現 湯浦 克彦 河辺 亮二 染谷 英雄 <dd> ソフトリサーチセンター 2006-07 </p> <dd> 売り上げランキング : 59611 </dd></dl> <p class="similar"> <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822282791/konnokiyotaka-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="font-size: 10px; border-top-style: none; border-right-style: none; border-left-style: none; border-bottom-style: none" alt="SEのためのIT投資効果の測り方" src="https://i1.wp.com/images.amazon.com/images/P/4822282791.09.SCTHUMBZZZ.jpg" data-recalc-dims="1" /></a> <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883732266/konnokiyotaka-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="font-size: 10px; border-top-style: none; border-right-style: none; border-left-style: none; border-bottom-style: none" alt="BPMNによるビジネスプロセスモデリング入門" src="https://i0.wp.com/images.amazon.com/images/P/4883732266.09.SCTHUMBZZZ.jpg" data-recalc-dims="1" /></a> <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4502262501/konnokiyotaka-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="font-size: 10px; border-top-style: none; border-right-style: none; border-left-style: none; border-bottom-style: none" alt="内部統制を高めるIT統制と監査の実務Q&A" src="https://i0.

クラスライブラリの接続文字列

ASP.NETで、接続文字列をWeb.configに書くことが多いと思いますが、クラスライブラリでTableAdapter経由でDBアクセスする場合に、Webアプリ用の接続文字列を変更しても、TableAdapterはそれを使ってくれるわけではないのですね。 仕組み自体は、NAgiler航海日誌v2さんのこちらを参照。 で、その対応としては、Web.configに、Webアプリ用の接続文字列とは別に、クラスライブラリ用の接続文字列を並べて定義すると言うことになります。 この対応方法はVSUGフォーラムのこちらから得たのですが、・・・Properties・・・とは限らないようですので、クラスライブラリの構成ファイルに保存された接続文字列をそのまま使うのが良いようです。 いやぁ、やられましたよ。くやしいな~

滝川第二面白い

第二試合は滝川第二対ガンバ スピード感ある面白い試合でした。先制のラッキーゴールも二点目も滝川フォワードの余裕が良かったですね。 ということで優勝予想は滝川! それにしても高校が応援でユースを圧倒するのもすごい。 右が滝川第二

第一試合速報

グランパス対初芝橋本 全体的にグランパスが押しているのに対して初芝キーパーのネ申がかったセーブで耐えていましたが最後にミドルシュートが決まりました。 ちなみに天気は最高の秋晴れ。高校生の試合見ながらいかがかと思いますがビール2杯目です。いい気分〜 得点に喜ぶグランパスの子供達

プログラマブル家電

先日Windowsミシンを知ったときに、これからはナンだ??と考えてみながら大したことを考えられなかったのですが、プログラマブル家電、そこまで行かなくてもインターフェース公開家電はありかなと、ふと思いました。 例えば、シャッターに対して、パソコンのスケジューラからオープンの命令を投げられると良いなとか。シャッター自体にディスプレイとかはいらなくてLAN口があればよいというわけです。そうすると、シャッター開閉職人みたいな人が出てきて、音楽とシンクロさせたりとか、その日の天候に合わせて幻想的な演出をするとか。ビデオ録画とかはできているわけですから、簡単ですよね?(違) 変な妄想してますね・・・。 それとはちょっと違って、でも「インターフェース重要」つながりで。 tpircsさんが、バーコードリーダで蔵書管理ということを紹介して下さっているのですが tpircs’s diary インサイド・アウト ~刺激と反応の隙間 – 蔵書管理 バーコードリーダ機能付きのマウスを、どこかのメーカで作りませんかね(既にあってもよさそうな気もしますが)。 これが一般化すると、何かと商売のネタも出てきそうですし。

Community Server 2.1

.NETでブログ環境を作るには何がよいか。第一候補はCommunity Serverかと思い、インストールしてみました。 Community Server Current Releasesダウンロードページ Language Packs日本語化パッチ  よろしいんじゃないでしょうか。

ライトニングトークス大会

昨日、社内(部内)ライトニングトークス大会を開催しました。 題して「AKIBA LT vol.1」 ポスター ライトニングトークスという言葉も知らない多くの人に対して、ポスターと電子掲示板のみでの告知。 スピーカーは、こちらからお願いした人たち以外に公募もしたのですが、結局応募0で、5人枠に対して4人のみ。 まあ、最初は地味にやるかなと思っていたのですが・・・ ふたを開けてみると、参加者20人以上(部長が頑張ってくれたかな)、各スピーカーもそれぞれの個性が出た感じで、予想以上に楽しく盛り上がりました。 自分なりのふりかえりとしては KEEP ・30分というのは、軽い気持ちで参加しやすく、ちょうどよかったのでは PROBLEM ・参加者にあまりKPTを書いてもらえなかった ・開始時間が遅かった ・開始前に流していたミニムービーの演出効果があまり無かった ・部で持っていると思ってた鐘が無く、時間切れの演出がさびしかった TRY ・もう少しまじめに告知を考える ・準備協力者を募って開始時間を早める ・開始前はオシャレ音楽を流す ・ふりかえりタイムを持つ ・鳴り物準備 という感じです。その他、参加者に出してもらったKPTも含めて第二回につなげたいなと思います。 さて、自分の発表はと言うと、用意したスライドの半分で終了と言う惨敗。まあ、笑ってもらえたのでよしとします。 内容は、「達人プログラマ」の紹介で、XP祭り(ちなみに今日は関西ですね)の平鍋さんの発表を導入に使わせていただいたわけですが、これまでこんなハイテンションでXPやイベントの話をしたことは無く、話しながらそんな自分を不思議な目で見ていました。 「投票一位」も効いたようで、何人かの人が本に興味を持ってくれたのもうれしいです。 発表資料 最後に。最初からこれだけの人数が集まったわけですが、私の所属が60人以上の大所帯であるというベースが大きな要因となっていると思います。知らない人を集めるわけではないので、全然やりやすさが違うわけです。これは裏を返すと、大きな集団に属していると言うことは、大きなパワーを持っていると言うことだと思います。そんなことは当たり前のことではありますが、それを生かせていないのが実態なわけで、こういう貴重な資源は大切に使わないといけないと思った次第です。 というわけで、今日は心地よい余韻に浸っています~。