2008

広告

ドラッカー、もう少しです。 テクノロジストの条件 (はじめて読むドラッカー (技術編)) P.F.ドラッカー 上田 惇生

イノベーションを生み出す7つの機会の一つとして、ニーズの存在があるという話の中で、マスコミ(新聞)を生み出したのは、大量印刷のための自動植字機と広告であるという話がありました。広告という社会的イノベーション。 IT・情報システムに対するコストの許容性とは、本当のところはどの辺なのか。 1システムウン百万円・ウン千万円は、全然OKなのか、それとも1業務十万円なのか、あるいは会計ソフト5万円・1万円の世界なのか。それとも、広告付き0円なのか。 業務システムでも広告付き、ありじゃないですかね。まあ、大企業とかだとそれ以上のこともできると思いますけど、あとはまさに企業家精神を持ちうるか・やるか、という問題ですね。 【ということで広告(の広告みたいな)】 <img alt=“あなたのホームページ・メルマガで広告収入!” 【アクセストレード】 src=“http://www.accesstrade.net/at/r.html?rk=010002mh0044mz" border=0>


INETA Day 2008

会社のYくんと参加。社内ブログで募って一人だけというのはややさびしいですが。 http://www.ineta.jp/tabid/173/Default.aspx 小島さんはさすがです。ナベアツそこまでやりますか。自分のナベアツが思いっきり手続き指向だという再認識。手続的-宣言的-図解的という視点(特に図解的をこう並べるというところ)も、当たり前のようでいて新鮮。 懇親会のコミュニティ紹介も面白かったです。 松崎さんも、話を聞くのは2回目でしたが、やはり面白かったです。ロードテストはもっと使うべきですね。 SQL Server 2008情報も盛りだくさん。 みんな来るべきだったよ~

MoneyLook

大分時間がたってしまいましたが、とりあえずMoneyLookはたまに眺めてます。

ゆうちょも昔の定期貯金が自分でも訳分からなくなってるのでちゃんと管理したいのですが、そこまでが面倒なんですよね・・・。 ところで、上のバナーはアフィリエイトですが、無料ツールの広告に金を出して、それでも儲かっちゃうというのがすごいなと思います。確かに、ログインすると色々な金融関係の広告が表示されますけど。


ドラッカーによる原価計算改善案

ドラッカー、さすが、ここに触れてくれるとは。でも、なんでもっとこの辺を頑張ってくれなかったのだろう。 現行原価計算の問題を4つの欠陥として挙げています。 ぶっちゃけて言えば、直接の労働費、どんだけよ。単価いくらか知らないけど、給与として払っている以外は、単にその他経費を直接労働に比例させているだけでしょ。通常のオーダ外のことをしているときのコストはどうなってるのよ。 そんな問題意識です。 で、その解決法として、時間ごとの固定費というものを出してきます。ちょっと分かりにくいです。が、要するに変動費でないものを変動費としてとらえていることによるいびつさが問題なのだと思います。材料を増やせばものがたくさんできるからそれは変動費でしょう。しかし、知的生産においてはテーマは品質です。時間をかければ比例して品質が上がるか。よい機械を使えば比例して品質が上がるか。上がらないなら変動費ではないでしょ。 ここの考えを変えることで、人間も変わってくると思うんですけどね~ テクノロジストの条件 (はじめて読むドラッカー (技術編))P.F.ドラッカー 上田 惇生 by G-Tools

TAMACHI.LT

行きたかった!DDDで頑張ったのに!悔しいですっ!!(By ザブングル) 昨日はTDD(停電ドリブン開発)。これは結構効きますね。トリンプの、時間で電気を消す作戦の効果が想像できます。

知識労働の生産性

だてにドラッカーではないですね。濃いです。 テイラー以前は、生産性の向上は技術と道具によってもたらされるものであり、労働については、より激しく働くか長く働くかしかなかった。 しかし、テイラーは肉体労働の生産性を向上させた。その手法は 1.仕事を個々の動作に分解する 2.各動作に要する時間を記録する 3.無駄な動作を探す 4.不可欠な動作を短い時間で簡単に行えるようにする 5.各動作に必要な道具を作りなおす これは、成果が大きいだけでなく憎まれもしたので、いろいろな名前の手法が現れたが、日本のカイゼン含めて、この手法が使われている。 では知識労働の生産性はどうか。 まず、肉体労働において質は制約であるのに対し、知識労働においては本質である。教師の仕事は生徒の数で評価されるのではなく、生徒が本当に学んだかどうかによる。 しかし、仕事の質が何かを定義するのは難しい。なぜなら、そもそも仕事が何かを明らかにすることすら難しいから。 なお、知識労働者は知識労働にのみ携わるわけではない。知識労働と肉体労働の両方を行うのであり、そのような人達を、テクノロジストと呼ぶ。 ・・・こんな話ですが、私たちもテクノロジストだったんですね。これは当たり前のようですけど、ちょっと新しい視点でした。 そして、肉体労働についてはテイラーの手法を適用できるわけです。適用しているわけです。 仕事が何かの定義が難しいのもまさにそのとおり。例として、看護師が、仕事を患者の看護とする人と医師の補助とする人がいるが、少なくともいわゆる「雑用」が生産性を阻害しているという点では一致して、それを取り除くことによりよい効果が出たという話があります。しかし、現実には、このレベルさえ、場面場面ですり替えられるわけです。すなわち、ある時は、患者の満足度を向上させろ、ある時は、医師の満足度を向上させろ、ある時は、雑用も自分の仕事を向上させるために必要な立派な仕事だ・・・。 結局、本質部分での生産性向上を見せてあげないと、雑用からすら逃れられないんですよね。そしてその生産性を質で測るとすると、結局は顧客満足度の向上だったりするから、テクノロジスト自身では見せてあげにくい、ということかなぁ。 ・・・と一瞬逃げたくなりましたが、第一に、いきなり質で生産性を評価しようとする人は(良かれ悪しかれ)あまりいない。既存の枠組みに従えばよいと考えれば、いろいろ手はある。 第二に、そもそも、材料なくして提案は無理。あとの方でドラッカーも書いてますが、日本で提案制度が成功したのは、その導入がSQC確立の後だったからとのこと。もちろん、知識労働におけるSQCとは、というところは努力が必要ですが、諦めて嘆いても仕方がないということかと。 — 今日は天気がよかったので、無駄に下総中山まで出かけて、こんなことを考えていました。明日から仕事ダァー

個人事業主向け会計ソフト

いつの間にか金がなくなっている、というのもいかげんにしなくては。 家計簿・資産管理ソフトとして、思いつくのはMicrosoft Money。 http://www.microsoft.com/japan/money/deluxe/lineup.mspx 同等かな?家計簿ではないな、資産管理だけだね、という無料のこちらも面白そう。 家計簿、資産管理に便利 – moneylook.net が、ふと思い立って、個人事業主向け会計ソフトを使ってみるのはどうかな、と。 青色申告ソフト_やよいの青色申告 08 わくわく青色申告2 http://www.roy.hi-ho.ne.jp/nyao/support/kkai/index.htm この値段だもんな~、切なくなるなぁ。 で、やっぱり面倒かなということで、とりあえずMoneyLookだけインストールしました。 で、最近のソニー銀行は登録できましたが、昔から使っているUFJ(というか三和銀行)とかみずほ(というか第一勧銀)とかは店舗統廃合でわけわからん!ゆうちょ銀行はPDF印刷して書けって!! お金ってなかなか面倒ですね・・・

アプリケーションの国際化 その3

コードビハインドでのリソース取得もちょっと探し回りましたが、こちら。 方法 : プログラムでリソース値を取得する 厳密な型指定が可能というのは強力ですが、それはグローバルリソースだけと。 でも、画面表示以外はグローバルで良いような気がするので、OK。ファイル(クラス)はいくらでも作れるので、分類分けもできるし。 つか、本当にメッセージファイルはこっちにしようよ。 また、現在のカルチャはSystem.Threading.Thread.CurrentThread.CurrentCulture.Nameで取得できましたので、これで条件分岐で処理を変更する等も可能です(文字列比較になってしまうのがちょっとだけ残念ですが仕方ないっすね)。 こちらも参考。 http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/bz9tc508(VS.80).aspx だいぶいい感じになってきました。 あとはデータの持ち方ですな。

生産プロセスの進化

ドラッカーを読むのは初めてだと思いますが、現在「テクノロジストの条件」をゆっくり読んでいるところです。 テクノロジストの条件 (はじめて読むドラッカー (技術編)) P.F.ドラッカー 上田 惇生 おすすめ平均 ぜひ読んで! 7000年後の課題にいかに対応するのか。 トホホ、ペーペーの及ぶところでは、なかったです 異色の切り口と感じました MOTの原点 Amazonで詳しく見るby G-Tools <p> まだ最初のほうですが、こんな言葉がありました。<br />「製造から組み立てへの生産プロセスの進化」 </p> <p> この文脈では、製造とは職人による一つ一つの手作りのイメージです。それが組み立てに変わることを「進化」と表現しています。<br />私たちの業界も、何かとこの意味での「進化」を目指しているように思いますし、それへの反発もあったりすると思います。 </p> <p> もっともこの言葉は、以下のような流れの中で述べられたものです。 </p> <p> テイラー以前は、「仕事」は研究対象ではなく、仕事は所与のものとされ、技術と道具が研究されてきた。しかし、テイラーは科学的管理法において、技術と道具を所与のものとして仕事を経済的・体系的・効率的に行うための手法を論じた。それだけのことで、ほとんど直ちに道具・工程・製品の発展が見られた。その一つが上記の生産プロセスの進化。さらに、人間工学・産業心理学・産業生理学といった仕事の研究からも、技術と道具の変化が生まれようとしている。そして、技術・道具・工程の再設計をもたらしつつある。 </p> <p> 思うに、組み立てればよいものを手作りしていたら進歩はしない。それは仕事の仕方としてそう。手書きしているものをいかに生成するかを考えるということが仕事の仕方を考えるということ。<br />しかし、今後は人間的な側面から技術の変化も起きるし、仕事のやり方も変化する。例えば、間違えやすい作り方をしておいて間違えを防ぐ努力をするのではなく、間違えようのない作り方をすべき。<br />そしてこれは生産プロセスについてであり、デザインについてではないということ。 </p> <p> そんな感じです。 </p> <p> @MARUNOUCHI CAFE </p>

アプリケーションの国際化 その2

何事もやってみないと分からないもので、やってみるからこそ感動も生まれるわけで。 ごく基本的なグローバライズに関しては、ASP.NETの支援はやはりすごいです。鼻血出るかと思いました。 最初はちょっと苦労しました。サブフォルダにaspxを配置したら、App_LocalResourcesファイルはそのサブフォルダに作成する必要があるんですね。まあ、それはよいでしょう。 ASP.NETでリソースを使ってみるなどを参考にさせていただきましたが、画面に表示させるラベル文字をリソースから読み込むようにする方法としては二つあります。 <asp:Label ID=”LabelName1″ runat=”server” Text=”名前” meta:resourcekey=”Label1Resource1″></asp:Label> <asp:Label ID=”LabelName2″ runat=”server” Text=”<%$ Resources:LabelName2.Text %>”></asp:Label> 一つはText属性とは別にmeta:resourcekeyを設定する方法、こちらはデザイナのプロパティを見ると「プロパティは暗黙的に式にバインドされています」と表示されます。 もう一つはText属性に対して、リソースの名前を指定する方法。こちらは「プロパティは式バインドされています」と表示されます。 どちらの方式でも、デザイナ画面で値を表示することができます。上の方式だとText属性の値が表示されますし、下の方式だとリソースの値が表示されます。 ちなみに、ここは結構重要だと思ってます。例えば http://www.ibm.com/developerworks/jp/opensource/library/os-php-intl/index.html のリスト 8. に「」という形で嫌な書き方の片鱗が見えますが、これがずらりと並んだHTMLを直すのは正直勘弁と思ってしまいますので。 (メッセージファイルのIDによる呼び出しとかも本当は勘弁・・・) で、どちらにするかという話になるわけですが、 方法 : ASP.NET Web サイトに対してリソース ファイルを作成する (Visual Studio) に「ASP.NET Web ページからローカル リソース ファイルを生成するには」という記述があります。 [ツール] メニューの [ローカル リソースの生成] をクリックします。 これだけです。 これでそのサブフォルダにApp_LocalResourcesを作ってくれて、リソースファイルを作ってくれて、aspxの各項目にmeta:resourcekey=”xxx”を埋め込んでくれて、リソースファイルの値に現状のText等に設定されている値を埋め込んでくれるのです。 何を言っているかというと、何も考えずに普通に作った既存のaspxが1ページあたり10秒そこそこでグローバライズされるということです。あとは、そのリソースファイルを必要な言語分コピーしてローカライズすればよいということです。 鼻血出ますよね?? もっとも、この方法による生成は、既存リソースファイルを上書きしてしまうので、ちゃんと日本語ページなり英語ページなりを作ってから一発で生成するということにはなります(もちろんその後の手修正は可能ですが、何事も二重メンテナンスということは避けたいものです)。 ということで画面はこれで良いのではないでしょうか。次はメッセージ?(コードでのロケール判断・リソース読み込み)