2008

アプリケーションの国際化

と気軽に言うわけですけど。 どんなことを考えなければいけないのでしょうか。 Webアプリケーションを、日本・中国・アメリカで使うとします。 1.画面に表示される文字、メッセージを日中英切り替えられる 例:「住所を40文字以内で入力してください」「Please enter the address …」「…」 2.データが日中英で登録・表示される 例1:「千葉県船橋市」「… Funabashi-shi,Chiba pref.」「」 例2:「円」「yen」「」 3.データ表示範囲が切り替えられる 例1:日本で使う場合は日本の顧客、中国で使う場合は中国の顧客が検索される 例2:日本では「g、kg…」、アメリカでは「pound、…」 4.項目表示の有無が切り替わる 例:アメリカでのみ社会保険番号を表示する というのがパッと思いつく内容です。 昔読んだ本を引っ張り出してきて復習しておきましょうか。 国際化と日本語処理―CAFE BABE Javaプログラミング・ノート (UNIX MAGAZINE LIBRARY) 風間 一洋 おすすめ平均 国際化の困難性をJAVAでどうクリアするか Javaによる真の国際化プログラミングのために 入門者には不向き 入門書ではないので注意 Java の文字コードの理解に役立つ Amazonで詳しく見るby G-Tools <p> &nbsp; </p> <p> この辺も参考に。 </p> <p> <a href="http://www.atmarkit.co.jp/fdotnet/asp2review/asp2review09/asp2review09_02.html">@IT:ASP.NET 2.0が変えるWebアプリ開発の世界 第9回 ASP.NET 2.0が変えるWebアプリ開発の世界</a> </p> <p> <a href="http://wildcat.cocolog-nifty.com/web/2006/08/aspnet_part2_b46c.html">やまねこのWebメモ: ASP.NETでページの多言語化 Part2</a> </p> <p> ただ、ほとんど1.

夢をかなえるゾウ

久しぶりに、ふつうの町の本屋さんで本を買った気がする。 夢をかなえるゾウ 水野敬也 おすすめ平均 夢をかなえるゾウ 成功者に共通する習慣 これはお勧めです! あっという間に いっきに読んでもうたがな〜ほんまやで。 Amazonで詳しく見るby G-Tools <p> &nbsp; </p> <p> 帰りに早速、靴磨き用のブラシ買うてもうた。 </p>

原価

御社のトヨタ生産方式は、なぜ、うまくいかないのか? ~偽りの「かんばん」~ 若井 吉樹 おすすめ平均 よい参考書、実態を指摘されている点がおもしろかった。 最適ツール 初めて興味深く読めました 製造現場に必要な基本的知識を網羅した1冊 トヨタ生産方式でどんな注意が必要かを示す貴重1冊! Amazonで詳しく見るby G-Tools <p> 「トヨタ式といっても、そう簡単ではないですよね。なぜならこういう問題があるからです」という観点から書かれており、面白いし、内容も分かりやすいです。 </p> <p> 個人的には、その中でも大きいのは、やはり原価計算の問題。本書では、在庫を増やした方が利益が上がる、として取り上げられています。 </p> <p> 純製造業はいったん置くとしても、アプリケーション開発を製造業式に加工費として原価計算して個々のプロジェクトに見積もりから原価管理までさせるのは、部分最適から全体最適に移れない最大の原因ではないかと思うのです(そもそも製造業で、製造者が見積もりと原価管理をやることってあるのでしょうか?)。 </p> <p> 計画に基づいて製造するか、必要に応じて製造するか、という問題もそうです。必要性が変わったら計画しなおすんだから同じだよ、というのは建前としては間違ってないと思いますが、そこに発想の転換がなければ単なるごまかしです。そこまで微調整が可能な計画になっているか、計画書式になっているか、ということです。 </p> <p> 重要度も緊急度も低いかもしれないけど、タスクは山ほどあるはずです。しかし、計画と原価管理の方式が理由となって、手つかずのまま放置されている。そんなことはないでしょうか? </p> <p> ただ、この問題にどう踏み込んでいったらよいか、分からないんだな・・・。 </p>

さおだけ屋

昨日は行き帰りの電車でさおだけ屋。 さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書) 山田 真哉 おすすめ平均 会計の推理小説 いい! 一つ納得できない点が... 会計士がどうゆう発想でどのようなスタンスで仕事をしているか分かる本 良書としか言いようがない Amazonで詳しく見るby G-Tools <p> さおだけ屋も面白いけど、フランス料理屋の話とか、自然食品店の話もなかなかですね。 </p> <p> 一点、異業種交流会よりも身近な人との深い関係を、という話があります。確かに薄っぺらい関係をいくら広げても役立たないかもしれないけど、その中に光るものが見つけられることもあるので、ちょっと反対(まあ、私の場合は異業種までは行かず、同業種交流会レベルですが)。<br />苦しい時に、そうして出会った人からのちょっとしたメールに癒されることもあるのです。<br />外に出よう! </p>

コスト

休みに寝てばかりもさすがにまずかろう、ということで散歩中にブックオフ。 スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学 吉本 佳生 おすすめ平均 スタバではグランデを買え モノゴトは裏からもみてみよう ケチな人に読んでほしいかも、 ケーススタディではありませんが。 タイトル買い Amazonで詳しく見るby G-Tools <p> 価格はコストによって決まる、でもそこでいうコストは「いわゆるコスト」(原価・人件費など)以外にいろいろあるよね、というお話(単純化しすぎ)。 </p> <p> それに対して、ぼくらは労働集約産業といわれてしまう状況通り、いわゆるコスト、特に人件費のかたまりだね、と一瞬思ったのですが、本当か?<br />給料を時給換算で考えた金額と顧客に請求する単金は全然違うわけで、そこにはいわゆるコスト以外のコストがいろいろ入っているわけですね。<br />だから(ってつながらないと思いますけど僕の中ではつながっている)、やはり直接率を上げようという話はだめなんじゃないかと思う。スタバで、バイトがみんな直接率100%近くて、注文さばききれないから残業します、ってありえない。そうならない仕組みをちゃんと作らないと。 </p>

生綿アメ、あるいはフルーツスパゲティ

この夢、どこから来たんだ??ということありますよね・・・ スーパーで買い物していると目にとまった「生綿アメ コーラ味」。 帰って皿にあけると、水気のない白滝のような、あるいは伸びきったスパゲティのようなものの塊。それに昔の粉ジュースそのものの粉末コーラをかけると真っ赤に染まる。周りの人たちは「くいものじゃねぇ」とか言ってますが、ゲテモノ耐性の強い僕は気にせず食べると、「う、意外とうまい」。隣の子に無理やり食べさせると、複雑な顔をした後、「あ、いけるね。」「でしょ、なんて言うか、フルーツスパゲティって感じだよね。」 フルーツスパゲティでググると、ヒットはしますけど、そんなもんじゃないですよ。粉ジュースが手に入らない方は、ふつうにコーラにスパゲティを入れて食べてもよいのではないかと思いますので、お試しあれ(私はやりませんが)。 綿アメといえば屋台。ふと、屋台って、ビジネスの原点的なところがあるのでは、なんて。競合等も考慮した上で、商品を選択。お客のリクエストに応えて、素早く提供。そのための下準備。価格・売上を予測して仕入。 — すみません、脳みそ腐敗気味です・・・

イノベーションのジレンマ

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press) クレイトン・クリステンセン おすすめ平均 破壊的イノベーションについての名著 破壊的イノベーションには感動! 優良企業、優秀な経営者は技術革新に滅ぼされる? チャレンジャーの為の名著だと思う 大企業は本当に破壊的イノベーションを活かせないのか? Amazonで詳しく見るby G-Tools <h4> カンタム </h4> <p> いきなり余談・・・。本書の題材の中心はHDDメーカーなのですが、その中でカンタムの名前が何度か出てきて、妙に懐かしい。<br />入社前に割引でパソコンを買ったのですが、当時はWindows95が出たてのほやほや。まずは壁紙を花見にしてマインスイーパーをしますよね。でもすぐに<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=4756130151%26tag=konnokiyotaka-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/4756130151%253FSubscriptionId=0G91FPYVW6ZGWBH4Y9G2" target="_blank">Run Run Linux </a>を買ってインストールしました(ってこの本まだ売ってるのかい!!)。情報処理試験なるものを受けたほうがよいのかな、C言語を勉強しないといけないんだ、LinuxなんかのUnix系だと無料で環境が入っているらしい、という短絡思考です。<br />で、Linux入れるのはなかなか容易でなく、HDDも自分でちゃんとメーカー・型番まで分かって選ばないといけないんですよね。というわけで、<b>QUANTUM</b>が脳裏に残っているわけです。 </p> <h4> 技術 </h4> <p> 前半で「技術」の定義付けがあって、それをインプットからアウトプットを生み出すプロセスとしてとらえています。さらに後半ではプロセスとリソースを区分けしていて、リソースは交換可能だが、プロセスはその組織に根付いている(だから、コンサルティング会社などは激しく人が入れ替わるが組織としての価値を保ち続けている)。<br />似た話だと思いますが、組織の能力とその組織で働く人材の能力の区分けもされていて、組織としての能力はプロセスと価値基準だと。<br />プロセス改善という言葉をちょっと軽く使っていたなと思います。単に改善ではなくプロセス改善。その組織が持つ技術の向上。 </p> <h4> Excel </h4> <p> では破壊的技術はどこから生まれるのよ、という時に一番分かりやすかったのがExcel。機能で言えば、市場の需要を大幅に超えてしまっているわけで、下から侵食するチャンスだという話。Googleやら何やらあるわけですが、ただ、ファイルの流通という問題があるからそう簡単にはいかない。しかし、危険な臭いはしますよね。 </p> <h4> 「存在しない市場は分析しえない。破壊的技術の用途となる市場は、開発の時点では単に分からないのではなく、知り得ない。」 </h4> <p> この表現は何かに近いぞ。そしてそれに対処するための方法として本書が勧めるのが、小規模な組織が小さな失敗と小さな成功を繰り返して学習を重ねること。近い! </p>

ヘルプは人のためならず

私たち(?)ヘルプとかマニュアルとか書くの、あまりうまくないですよね。 けど、「相手の身になって考えてみろ」「運用を考えろ」みたいな言葉にちょっと反抗期。 ただ、それらはちゃんと書くことによって、仕様を深く考えることに貢献するし、テストのレベルも上がると思うし、メンテのときにも役立つし、要するに自分にちゃんと返ってくるんじゃないかなという独り言。

Origo

色々作るのも、最近は忙しい+モチベーションが上がらなかったのですが、そういうときは外に出るべし、ということで、ちょっと調べてみました。 オープンソースにするのはライセンスとかももう少しちゃんと勉強しないと怖いので徐々にという感じですが、それでも外にソース置場がほしいなと。 CodeReposはまだちょっと度胸ないし、他も決め手がないなという中で、決め手があったのがOrigo。 http://www.origo.ethz.ch/wiki/origo 何が決め手かというとVisualStudio用プラグインが用意されているということ。 ところが、それに関しては、私の環境が元々ちょっとおかしくて、うまく動いてくれませんでしたという落ち。まあいいです。 全般的には、wikiベースでちょっとその手のものへの慣れは必要かなという印象。 トラッキング(Issues)に関しては、レポートのフォーマットが下記のように書かれていてよい感じ(って普通そういうものですか?Tracとか使ったことないので)。 What steps will reproduce the problem? What is the expected output? What do you see instead? What version of the product are you using? On what operating system? Please provide any additional information below: また、レポートの分類(bugとかenhancementとか)が決められておらず、一瞬どうかと思いましたが、Tagsがあるので、そこに書けばよさそうです。むしろそれはいいかも。 バージョン管理はsvnです。まだつないでませんが。どっちみちソース管理するならこういうところを使うことを考えておくのもよいなと思いました。その意味で、Origoは、オープンソースだけでなく、クローズソースも歓迎されているのもポイントかも。 (参考) ソフトウェア開発ホスティングWeb APIクライアント「Origo API Client」 (作ってみたプロジェクト) http://eventmanager.origo.ethz.ch/

Better Google Reader

グリモン第二弾。 MOONGIFT:Google Readerを便利に「Better Google Reader」 Preview buttonがよさげです。