Docker 環境をステージング環境へ(Docker push編)

まだ、全然途中ですが、いったんベンダー機能とショップ画面が見えるようになったところで、これを別サーバ(ステージング環境のつもり)に持っていきたいと思います。
Docker力強化の目的もあります。

Docker イメージのレジストリサービス

ローカル開発環境のDockerイメージを別サーバに持っていくために、まずは、Dockerイメージを共有することが必要と考えます。すると、レジストリサービスが必要ということが分かります。
そしてレジストリサービスを調べてみると、ありがたいサービスが提供されていることが分かります。
・Docker Hub
・Amazon Elastic Container Registry (ECR)
・Google Container Registry
・Azure Container Registry
・GitLab Container Registry
などなど。

構築先がGCPなのと、このサービスもAlways Free対象なので、Googleも有力な候補ではありますが、ソースをGit管理するなら、同じ管理にするのが合理的なのではということと、GitはGitLab派の私としては、GitLab Container Registryを使ってみることとします。

GitLab Container Registryへのpush

流れとしては、まずcommitして、イメージ作成。
これは、こちらを参照
https://www.memotansu.jp/docker/626/

commitなの、buildなの、というのはよく分かっていませんが、とりあえず、これで行ってみます。

docker login registry.gitlab.com

ログインはできます。
しかし、pushは、3つあるイメージのうちの2つをpushしたいわけで、その仕組みがいまいち分かりません。
gitlabのページに記載を参考に、最後に「:タグ名」を付けてみても、
「An image does not exist locally with the tag」
となります。
この辺りを参考に、タグ付けします。
http://docs.docker.jp/linux/step_six.html
https://docs.docker.com/engine/reference/commandline/tag/
そうすると、

registry.gitlab.com/aaa/bbb/woocommerce_mariadb_1 v1.1 a4e11e5e5b41 3 hours ago 262MB
registry.gitlab.com/aaa/bbb/woocommerce_wordpress_1 v1.1 eba2457b8e6a 4 hours ago 438MB

というようなイメージが出来上がります。
ちょっと分かりづらく苦労しましたが、この状態で、

docker push registry.gitlab.com/aaa/bbb/woocommerce_mariadb_1:v1.1
docker push registry.gitlab.com/aaa/bbb/woocommerce_wordpress_1:v1.1

というようなコマンドを実行します。

gitlab.comのRegistryリンクからみてみると、こんな表示が二つされるようになりました。

ちょっと苦労したので、いったんここまで。