Glide とOutSystems

Qiita に初投稿してみました。

Glide App(glideapps) のMap List 機能
https://qiita.com/JQinglong/items/8c8cd2e2d5c29225972a

ノーコーディングツールとしてのGlide App(glideapps)(検索で引っかかりにくいので、こういう書き方をしてみてます)のパワーは凄まじい。
今回取り上げたMap List 機能で、地図上に複数展表示ができる。そして、これは単にスプレッドシートの場所情報を表示しているだけであり、スプレッドシートの更新は自由にできる。
そして、ちょっと前に、Per-user data 機能も追加されており、ログインユーザごとのデータのフィルタリングができるようになっている。
これらを組み合わせると、あんなことやこんなことや・・・

そして、Glideの中では、一切コーディングさせない。コーディング的なこともさせない。

一方、OutSystems。
これもアプリの色々な要素の自動生成機能は凄まじい。ある意味、Glideと同じことは、ほぼ同様にできる(あとでやってみる)。
そしてそこにとどまらない。基本的に、どんどん自動生成されたものに対してさらにカスタマイズできる。自動制裁されたアプリを見て、オブジェクト、変数、RDB構造のようなものを想定できるならば、どんどん「式」を書ける。

これは考え方の違いでしょう。
OutSystems は、ノーコーディングというよりはローコーディングであり、結局は従来と違う方法でコーディングしている。そして、たまにコーディングの影が見える。この影が見えると、拒絶反応を起こす人はそれなりにいて、それは自分の仕事ではないと感じるのだと思われる。
OutSystems を見て、Accessだなと感じたのは、基本的には自動生成してくれるのだけれども、それで完了でもなくて、そこから手を入れるんだなというところ。だから利用者もエンドユーザではなく、開発者。

Glide は徹底的にノーコーディングで完成品まで持っていくことに徹している。
これにより利用者としてエンドユーザも入ってくると思われる。そのためには、痒いところに手が届かないのも、今はやむを得ないという考え方。イノベーションのジレンマが発生している状態ではあるが、一気にこの20数年の開発スタイルをひっくり返しかねないやり方だ、というのは言い過ぎ??