I am Now AWS Certified

AWS Certified Solutions Architect – Associate試験に合格しました!

合格者特権で、試験対策について書いてみたいと思います。
(まあ、こういうのは読み流すものです)

自分のスペック

私は、仕事で多少クラウド環境でアプリを動かすこともありますが、ほとんどがオンプレミス環境での構築です。

このブログはGCPで動かしており、趣味としてクラウド環境を触っているのは記事として書いている通りです。AWSも一時期Magentoをガッツリやろうとして、それを動かす環境として触っていましたが、諸事情によりMagentoの話が先送りになったため、AWSも触らなくなってしまい、1年間の無料期間も過ぎてしまいました。

ですので、遊びレベルでEC2、S3、ECR、ECS あたりは雰囲気は分かっている、という状況でした。

対策講座

会社的な諸事情があり、1日の入門講座を受講しました。とりあえずVPCを作って、EC2を立ち上げて、オートスケールを試してみる、というくらいの一番の初心者向け講座でしたので、これはおそらく合格には関係なかったかなと思います。それでも、趣味で遊んでいるだけだと、VPCとは、みたいなことを意識せずにやっていたので、そういうものがあるという認識のためには「無」ではなかったかというところでしょうか。

今回の主要な(9割9分)準備は、Udemyの対策講座でしたので、そちらを紹介。

Udemy対策講座

これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(初心者向け21時間完全コース)

試験に出る範囲の概要を押さえる、という役割だと思いますが、確かに、結果的にはこれだけでOKでした。

始める前は、動画講座は見るのがしんどい(まだるっこい)かなと思っていたのですが、2倍速で見ているとまだるっこさはなく、自発的にページをめくらなくてもどんどん進んでいくためだらだらしない、というメリットがありました。
ただ、しばしば寝落ちしてもう一度見直す、みたいなこともありましたので、ちゃんと体勢を整えてやりましょう。

終わった今思うのは、各セクションの終わりに小テストが用意されていますが、これを先にやってからビデオを見る方が良かったかも、ということです。小テストで、こんなことやってたっけ??みたいなことがしょっちゅうあったので、そこで見返すよりも、ちゃんとポイントを押さえてから見た方が効率的ではないかということです。

この講座はあちこちの合格体験記で紹介されていますが、ハンズオンについて、ちゃんとやる派が多いように思われます。私は、試験を申し込んでからこれを受講し、時間がないなと思ったのでハンズオンは全て見るだけにしました。
僅かながらも触ったことはあったから、というのも大きいですが、やっていることがイメージできるなら、必ずしも試験対策としては手を動かす必要はなかったかなと思います。ただ、手を動かすことで、もう少し、説明されている箇所以外のオプション等にも目が行ったかな、試験ではそういうのも結構出てたぞ、という感じもあります。

模擬試験

なんだかんだで、Udemy講座を見終えたのが、試験(17時から)当日の朝でした。そこで、まずはUdemy講座についているの模擬試験の一つ目をやってみました。70%の合格ラインに対して、40%。

え、そんなこと説明されたました??みたいな問題ばかり。青ざめます。

続いて、模擬試験二つ目。55%。ダメダメですが、ただ、そんな問題が出るんだ、という感覚は分かりました。そこでふと疑問が。これはUdemyの模擬試験の感覚であり、本番もそうなのか??

ここで、慌てて、公式模擬試験があることを思い出し、すかさず申し込んで実施。結構近い問題が出てる!80%。行ける!

Udemyの模擬試験3つ目は模擬試験とはちょっと違う小テストの形式の65問ですが、正解45問=約70%。後は間違っているところの見直しをやれば良いか、という感じでざっとおさらいして、もう一度模擬試験一つ目。なんとこのタイミングで模擬試験内容が更新されました、との通知。まあ、頻繁に内容が更新されているというのは良いなという好印象。で、84%。行ける!と感じながら試験会場へ向かいました。

本番試験

身分証明証は二つ(一つは写真付き)持っていきましょう。

さて、試験を始めて最初に思うのは、公式模擬試験、結構モダンな画面だったじゃん!本番、昔ながらの古臭い画面じゃん!

それはさておき、問題、全然模擬試験と違います。よりシビアです。どこまで公開して良いか分からないのでイメージで言うと、模擬試験はAとBを識別できれば回答できるが、本番はA1とA2の識別が必要、みたいな。

今回、直前の復習で、こちらのサイトの表を参考にさせていただき、大いに役立ちました。

表で対策するAWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト(SAA)

この中で言うならば、例えば、VPCエンドポイント(ゲートウェイ型)とVPCエンドポイント(インターフェース型)を識別しましょう、と言うことです。

あとは、この試験に限りませんが、問題文の細かい条件がヒントになっている。また、「英語」ボタンがあるので、日本語が怪しいと思ったら英語も見てみる。一つ、canの訳し方が微妙じゃない?というのがありました。

対策本

ここが一番気にされるところだと思いますが、今回書籍類は使用しませんでした。ただ、より本番試験に近い内容が書かれているなら、模擬試験までやった後に弱いところの補強にやると良いのかもしれません。そういう意味では、新しい本でないと意味がないかなと思います。

また、最初に、**AWS Well-Architected フレームワーク ホワイトペーパー(PDF)**も読みましたが、読むというよりは眺める感じになってしまい、あまり意味がありませんでした。Udemy講座の中で何度も説明してくれるので、ホワイトペーパーを読むこと自体は必須ではないかなという感じです。

余談

今回の、Udemy講座は非常に良かったなと思いますが、Udemyの全ての講座が良いかというのは不明です。名前からして怪しげなものも色々あるな…審査してるのかな…

しかも、ベネッセが提携してやっている。大学入試の件で、私のベネッセに対する印象がかなり悪くなってます。ベネッセ、そうじゃなかったと思うんだけど。