VSUG DAY 2013 Summer

参加してきました。
http://vsug.jp/tabid/228/EventID/23/Default.aspx
しびれました。

「Web アプリケーション開発におけるテストの実践」

この分野は進んでいるような、進んでいないような。

進んでいる一つとして、Fakes アセンブリというものを挙げられるかもしれません。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/vstudio/hh549175.aspx
存在も知りませんでしたよ・・・
ただ、これは、そもそも、方式設計的なところの話で、外部ライブラリをラッパを噛まさずに使うのか、という問題があります。
例がDateTime.Nowだからイマイチなのかもしれませんが。

コード化された UI テスト
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/vstudio/dd286726.aspx#verifyingcodeusingcuitcreate
も、動きはえぐいけど、昔もあったことはあったんですよね。
名前忘れちゃいました。Rational製品。

結局、面倒くささに勝てるほどにはなっていないのかな。
イメージとしては、カバレッジを取ってくれるのではなくて、100%にしてくれるテストを生成してくれという感じです。

「Xamarin で初めてのクロスプラットフォーム開発」

これも初耳。monoがこのようになっていたとは。
むしろ、In App Purchaseという、こちらも初耳でしたが、後のセッションにも出てきますが、この辺の業務アプリにはない部分に興味を惹かれました。
iPohneアプリも、泥臭いんですね。なかなか。

「初めての Windows ストア アプリ開発」

しびれ度2.5。
Windows ストア アプリのデザイン方法は、素直に面白かったです。
ゲームを作って、ハイスコアの仕組みを作るために、リソースをどう管理するか。まさかの事件勃発も、場合によっては深刻ですが、今回は笑える内容でよかったです。
こちらでも話題に出てくる課金の仕組み。
課金状態をどうテストするか、ぱっと聞かれたら分からないですよね。
http://blogs.msdn.com/b/windowsstore_ja/archive/2012/07/26/windows-making-money.aspx
ちゃんと、CurrentAppSimulator という仕組みが用意されています。
これはちょっと作ってみたくなりました。その前に、Surface 買っちゃうか、みたいな。買いませんけど。

小ネタとして、多言語アプリ ツールキットはちょっと凄そう。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windows/apps/jj569303.aspx
絵もないので、分かりにくいですが、多言語用のリソースファイルを管理するだけでなく、翻訳までしてしまう。
こういうのは、本当に助かる気がします。(もちろん、そのまま使えることは想定しませんが、0からのスタートと10からのスタートは全然違うということです)

もう一つ小ネタとして、Windows アプリ アート ギャラリー、良いと思うのですが、Windows 8 および Windows Phone 用アプリケーションの制作以外への本素材の利用禁止というのは、了見が狭いぞw

【SIer と Developer のためのSQL Server 2012 アーキテクチャ】

しびれ度3超!ヘカトン級!!

この資料は会社に置いておきます。絶対使える。
また、調査用スクリプトも、そのうち公開したいとのことです。下記サイトを、要チェックです。
http://www.microsoft.com/ja-jp/sqlserver/2008/r2/technology/takumi.aspx

2012ってまだ使っていないんですけど、もう2014なんですね。
http://technet.microsoft.com/ja-JP/evalcenter/dn205290?WT.mc_id=Blog_SQL_TEE_SQL2014
大きな売りが、ヘカトン。ただし、いろいろ制約もあるので使い方は考えなさいと。

NUMAも熱かった。

そして、「BIから入るのではなく、しびれるようなトランザクション系から入って欲しい」この言葉にしびれました。


やはり、こういう場で刺激を受けることは大切ですね。
全然ついていけてない、と感じたら、やはりなんとかしたくなりますからね。

何年ぶりかにもかかわらず、トイレで声をかけていただいた福井さん、ありがとうございました。
次の機会はまた懇親会も参加したいと思います。